鈍色アクアリウム

つまらない想いの水族館。

出勤するというさびしさ

このところ仕事がなかったので、今日、ほとんど一週間振りくらいの出勤です。

 

出勤する、ということがとてもストレスです。

朝早く起きるのも嫌。

たくさんの人に揉まれるのも本当に嫌。

それだけのためにたくさんの時間がとられるのも嫌。

その間の、仕事をするんだ…という緊張感も嫌。

帰りは帰りで、やっぱり時間がかかるのは嫌だし、満員電車の中で疲れ果ててるのも嫌。

 

わたしの仕事は派遣のバイトなので、不定期だし、ほとんどいつも初対面の人とのお仕事です。

もちろん同じ案件で顔見知った人に会うことはあるし、知ってる派遣仲間さんもいるけど、それでも2、3回会った程度。

おまけにわたしは都心からすごく遠いところに住んでいて、案件は都心にしかないので、通勤時間もとても長いんです。

さらにさらに、わたしはHSPという体質…?みたいなものらしく、人より刺激やストレスを感じ取りやすいんです。

 

仕事がつらいです。なかなかつらい。

 

で何がつらいのか歩きながら考えたんですが、

上に挙げたこと、

そして何よりも、"さびしさ"がつらいんです。

 

この"さびしさ"というのがわたしにとって難敵でして、

実は彼との同棲に踏み切るきっかけになったのも、この"さびしさ"だったりします。

 

同棲する前は、時々、謎の絶望的な"さびしさ"に襲われることがありました。

季節の変わり目とかに多かったかもしれない。その度に事情を知っている友達や彼にLINEをしては話を聞いてもらっていました。

この絶望的な"さびしさ"の原因は未だにわかりませんが、おそらくわたしの家庭が機能不全家庭で、わたしがアダルトチルドレンであること、24年間人に甘えるということがよくわからないで生きてきてしまったことに何か理由があるのではないかなと思います。

同棲を始めてから、この絶望的な"さびしさ"を感じることはなくなりました。それでもどうしても、あれほどではないにしても、さびしくて身が切れそうになることがあります。それがたとえば、出勤する時。

 

彼より早く起きて、眠る彼をそのままに家を出る。 

わたしが仕事がない日は、彼と同じタイミングで起きて、仕事へ行く彼を玄関で見送ります。だから朝、話す時間があります。 それと比べると自分の仕事がある日がさびしいし、なんというか、虚しいんです。「なんでこんなことしてるんだろう」って。9時からの仕事のために6時に起きて、2時間かけて通勤して、仕事だって好きでしてるわけでもないし、おまけにこんなにさびしくて、なんでだろうって。

 

つらいです。ふふ。ほんとにつらい。 なんだか笑っちゃうくらいにつらい。

 

今は在宅で仕事ができるよういろいろ始めてみてるのですが、それでも軌道に乗るまでは今の生活を続けなくちゃいけない。つらいのは今だけかもしれない、でも乗り越えるまでずっとつらいんだろうなと思うとすごく苦しいんです。

 

今よりほんの少しでも楽になれる時がほんとうに来るのかな。