鈍色アクアリウム

つまらない想いの水族館。

2018/2/4

この一年と4か月、「彼を好き」という気持ちがずっとずっとわたしを支えていました。

わたしの誇りでした。宝物でした。

 

誰からどう思われるとか、彼にどう思われるかとかどうだっていいんです。

だって一番確かなのはわたしの気持ちなんだから。

「好き」って気持ちだけでどんな無理だってできたし、

どこへでも行けるような気がしてた。

今だってそうと思ってるよ。そう信じてる。

だからこそ自分自身のその宝物だけは守り抜きたかった。

 

「疲れたらそういう態度になるんだ。

『絶対に傷付けないから』って言った、

でも結局こうしてあたしを傷付けるんだ」って思ってしまう

自分のことが一番嫌。

でも思わずにいられないよ。それが一番悲しい。

 

どんな優しい言葉も素直に受け取れない。

労わりたい、優しくしたい、手を尽くしたい、信頼したいという幾つものかけがえない想いのすべての礎になってる自分の「好き」って気持ちを疑いはじめて、あたしたちこれから一体どこへ行けるっていうんだろう?

 

どうしたらそれ以前みたいに、バカみたいに無防備にあなたを信じることができるんだろう?

手放しに愛することができるんだろう?

愛されていることじゃない、愛していることそのものが、

あたしのかけがえない宝物だったのに。

苦しい。ほんとうに苦しい。

誰よりも何よりも、あなたを信じられない弱い自分に、一番、負けたくなかった。

 

今は何気なく笑うことができていても、いつか必ずボロが出る。

その時あなたに何を伝えたらいいんだろう。

虚しい。ほんとうに、虚しい。

 

でもいつまでもここにはいられないんです。

こんなとこでぐずぐずしてちゃダメなんだ。

あたしの曲をあたしの歌をあたしのギターを待って、応援してくれている人がいるから、燻ぶってちゃいけない。進まなくちゃいけない。

 

あたしたちもう一緒にはどこへも行けないのかな。

もっとたくさん、もっとたくさん、あなたと屈託なく笑いたかったよ。

あなたの子供みたいな笑顔を手放しで愛したかったよ。

 

 

 

わたし

 

 

 

♪奏であい/Aqua Timez

http://j-lyric.net/artist/a04bcdc/l0147b9.html